しかし、実はエコカーというのは本当はそれほどエコではないのではないかと思います。排気ガスこそ出しませんが、町の中の限られた空間を通常の車と同じように占有してしまいます。もちろん、プライベートな空間を確保できるというのが車の最大の特性ですが、単位空間の中での輸送量が少なくなってしまいます。それに比べると、鉄道はエコです。排気ガスは出さないし、単位空間の輸送量も大きいです。まあ、それをいうとモーターショーそのものが成り立たなくなるわけですが。
個々の車の動きではなくもう少しマクロに見てみると、車での移動距離が少なくなるような、あるいは車を使わなくてもよいようなまちの構造をつくっていくことこそが本当のエコであることがわかるはずです。まちをコンパクトにつくること。いくら排気ガスを出さなくても、まちの中の限られた空間を浪費してまちの低密度化を促進する車はやっぱりエコとは言えないのではないでしょうか。
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