自殺者についてはここ数年、年間3万人を超える水準で推移していますが、厚生労働省による自殺防止対策は十分とはいえません。
鉄道側の対策については、JR西日本の山崎社長が定例会見の中で人身事故対策を強化することを発表しました。これによると、転落防止(ホーム、車両)、立ち入り防止、接触防止のための対策を実施するため、5年間で約75億円の費用を見込んでいるとのことです。
モチベーションとしては人身事故によるダイヤの乱れで輸送量が減ることを防ぎたいということでしょうが、説明としては利用者への迷惑をできるだけ減らすという言い方になります。それはいいとしても、さらに踏み込んで自殺者を減らすという視点にも配慮する必要があると思います。「最終現場」となる駅やホームで自殺を思いとどまらせるための工夫について考えるべきでしょう。
こうした研究が世の中で行われているのかどうかわかりませんが、自殺者を減らすために鉄道側としてできることがないのか、JR西日本の安全研究所でも研究テーマを広げて考えてみてもよいのではないのでしょうか。
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実際の効果の程はわかりませんが、何年か前より、札幌市営地下鉄では、ホームの端の壁におおきな鏡を設置(貼り付け)しています。
研究が進めば、構造物のデザインや配色ですとか、音の処理とか、いろいろ対策出来るかもしれませんね。
鏡は確かに効果があるようなないような...
自殺の多い東京の中央線は車両の色がオレンジ色であることが原因ではないかという説を読んだことがあります。今は車両が変わってオレンジ色は限定的な使われ方になっているようですが。
大阪の環状線もオレンジ色ですが、他の路線に比べて多いかどうかは知りません。
色彩は心理面に与える影響が大きそうです。